 
															国土交通省の調べによると、家の利用期間は約30年と言われています。
これは、老朽化などによって家に住めなくなったというより、新築志向や世帯人数の変化などライフステージの変化に応じて対応できなくなってしまった結果、取り壊し新築しているためです。
また、家族構成や好みなどは、年が経たてば確実に変化していくということを示してくれています。
時間と嗜好の変化について予想できずに、その時の流行や思い、感覚などで見た目が良い家を建てたとしても、ライフステージに対応できなかったり、万が一、自分たちが住まなくなっても他の人が住みたいと思ってもらえるような「普遍的な家」でないともったいないと思うのです。
この建てた家に住まないという選択をして、子供さんやその他の身内の方が住まなくとも、次の誰かが住みたいと思って、住み継いでくれるような飽きのこない家づくりをしていただきたいと思います。
 
															日本の国土面積の約3分の2(7割)は森林です。実は我が国は世界で2位か3位を争うほどの森林大国なのです。
しかし、国産木材の自給率は2000年頃は20%を下回るくらいまで落ち込み、今は少し上昇していますが、それでも30%程度です。
これは、どういうことでしょうか。日本の山には、質も強度も高い住まいに適した良い木がたくさんあるのに使われていないということです。
代わりに安い外国産の木がたくさん使われた結果、日本の木が使われなくなり、林業が衰退しかけているのです。その結果、林業に従事する人や木を所有している山主の人たちが減少し後継者が育たず高齢化していっているという状況です。
このように山の木を手入れしたり・森林を管理する人たちが少なくなってくると、木が育たなくなり山が荒れて、土砂崩れなどの災害も起きやすくなっていきます。
私たちは、この状態を川上にある山だけの問題ではなく、川下に暮らす多くの人たちにも関わる問題だとお考えています。では、どうすれば良いのでしょうか。
答えは簡単です。日本の木を使うことです。
そこで、私たちも大事な我が国の森林を守り後世に受け継いでいこうと新たな取り組みを始めました。
山主さん、林業に従事する人、そして、家を建てたいと考えている施主さん。これから、あなたの思い描く住まいづくりに関わる人すべてが笑顔になる取り組みです。
このことについては、ご来店いただいた時にでもお話させていただけたらと思います。
 
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